オートミール好きの私は、カレーを作ったときも、ごはんじゃなく、やわらかくしたオートミールにかけて食べることがあります。
お米で食べるよりも、水溶性食物繊維ベータグルカンや、不溶性食物繊維がたくさん摂取でき、オートミールの固さを調整すれば、カレーをしっかり噛んで食べられるなどのメリットがあります。
しかし、普段そんな食べ方をする私が言うのも何ですが、オートミールにカレーをかけて食べるのは、ぜんぜん美味しくないので、おすすめできません。
オートミールが味気ないので、カレーとあまり馴染まず、カレーの味が半減してしまいます。
そこで、おいしく食べる方法はないかと考えたのが、カレーにひと晩オートミールを漬け込む方法です。
カレーのルウにオートミールを混ぜて漬けておくと、オートミールがカレーのうまみをしっかり吸い込み、うまみたっぷりのオートミールが出来上がります。
カレーのルウの水分はグンと減り、オートミールのドリアのような固さになっていて、翌日、これをレンジで温めるだけても、なかなかの美味しさです。
ひと晩漬け込むのは、カレーがドロっとしているので、オートミールに水分が吸収されるのに時間がかかるためです。
オートミールをカレーに漬け込んだだけでも美味しいですが、オーブンでじっくり焼く、焼きカレーにしました。オートミールの歯ごたえを感じられる、食べ応えのあるカレーです。
目次
材料(1人分)
- 余ったカレー…1/2カップ
- オートミール…1/3カップ
- 溶けるチーズ…大さじ2
- 卵…1個
- 刻みパセリ…適量
作り方
(1) カレーとオートミールを、混ぜてラップをして冷蔵庫でひと晩(4時間以上)置く。
(2) (1)をレンジで1分ほど温める。
(3) (2)を耐熱容器に移し、真ん中にくぼみを作って卵を割り、周りにチーズをトッピングする。
(4) 200℃に余熱をしたオーブンで15分前後、卵が半熟になるまで焼き、刻みパセリを振りかける。
ポイント
- カレーにオートミールを混ぜる量は、カレー3に対して、オートミールを2くらいまで。オートミールが多すぎると、オートミールに水分行きわたらず、パサパサしたオートミールになってしまいます。
- 冷蔵庫から出したあと、冷たいままオーブンで焼くと時間がかかるので、レンジで軽く温める工程を入れました。