オートミールがまずくて食べられないという人は、ぜひ読んでください。
オートミール歴4年の私が感じた、オートミールがまずく感じる原因や、おいしく食べられるヒントを書いてみました。
私の夫もオートミールが嫌いなのですが、調理法によって食べられるようになりましたので、よかったら参考にしてください。
目次
オートミールがまずいと感じるそ原因
その1 オートミールの香りや味が嫌い
オートミールは、お米でいうところの皮や糠が残っている玄米のようなもの。お米でも玄米のほうがクセがあり、食べにくいのと同じで、オートミールもクセがかなり強くなっています。また、お米と比べても甘みが少ないので、おいしくないと感じるほうが、自然かもしれません。
その2 オートミールの食感が嫌い
オートミールには「炊き立てのごはん」のようなもっちり感はないですよね。
オートミールはお米と比べて、食物繊維が多くでんぷん質が少ないため、もっちりとした食感はありません。
また食感が、パサパサ、カチカチ、ドロドロ、トロトロ、カリカリなど、調理法によって変わるので、苦手と感じる状態で食べている可能性があります。
その3 オートミールの種類が適切でない
どういう食べ方をしたいか?によって、オートミールの種類を変えたほうがいいかもしれません。
白ごはん代わりに水分少なめで箸で食べたいのか、お粥や雑炊のように汁たっぷりで食べたいのか、パンケーキやクッキーにしたいのかなどなど、自分の食べ方に合わせてオートミールの種類を選ぶと、おいしさが違ってくると思います。
オートミールをおいしく食べるコツ
オートミールの味や香りが嫌いな場合は
味や香りそのものが嫌いなら、一番簡単な方法は「濃いめの味」にすることです。
お粥や雑炊として食べる場合、お茶漬け味や白だしなどの薄めの味より、味噌味、キムチ味、トマト味、コーンクリーム味などです。市販のカップスープやフリーズドライのキムチスープなどもおすすめです。白ごはん代わりとして食べる場合は、そのままだとダイレクトに味を感じてしまうので、チャーハンや牛丼など濃い味でごまかしましょう。
そのほか、お好み焼きやピザ生地に使う方法は、ソースなどの力もあり、オートミールの味をかなり感じにくいのでおすすめです。
オートミール嫌いの夫も、お好み焼きやピザはおいしいといって食べています^^)
オートミールの食感が嫌いな場合は
ひと口にオートミールの食感といっても、実は調理法や種類によって、ぜんぜん違う食感になります。
上で説明した、まずいと感じる原因でも書いたのですが、パサパサ、カチカチ、ドロドロ、トロトロ、カリカリ…。
オートミールは調理によって様々な食感となるので、自分に合った調理法やオートミールの種類にすることをおすすめします。
オートミールの粘りについて
まず、オートミールの特徴として、煮たり、水分の中で長時間置いたりすると粘りが出てきふっとうこの粘りを「クリーミーで好き」という人もいれば、「ドロドロしてて気持ち悪い」という人もいます。
なるべく粘り(トロミ)を出さない方法は以下を参考にしてください。
- オートミールは沸騰してから入れる
鍋でお粥を作るときに、オートミールを水から入れてしまうと、粘りが出やすくなります。沸騰してから入れるようにしましょう。また、具材を入れる場合は、具が煮えてからオートミールを加えます。 - 作り置きしない
長時間水分に浸かったままだと、粘りがでてきてしまいます。たくさん作らず、食べる分ずつ作りましょう。 - 粘りが出にくいオートミールを選ぶ
クイックオートミールやインスタントオートミールのように細かい粒のものは、すぐにやわらかくなって便利なのですが、細かくなっている分、表面積も増え、粘りの成分が溶出しやすくなっています。それに対して、オールドタイプやトラディショナルタイプなど粒が大きめのもの、厚めのものは、煮る時間は長めに必要ですが、粘りは出にくいです。
オートミールのパサつきについて
オートミールを白米のようにごはんとして食べたり、オートミールのおにぎりを作ったり、チャーハンにしたりと、米のように食べる場合、少しでも白米のようにモチッとした食感に近づけたいですよね。オートミールに水を含ませ、レンジで温めると思うのですが、水分量とオートミールの種類でかなり食感が変わってきます。
好みにもよりますが、お米のような食べ方であれば、クイックタイプやインスタントタイプがおすすめです。
オートミールの硬さについて
硬さについては、調理法と種類でずいぶんと変わります。
電子レンジで調理して、まずいと感じられた方は、好みの硬さになるまで、鍋でじっくり煮てみてください。
やわらかくなって、おいしくなると思います。
オートミールの種類を変えてみる
ネット状にオートミールのレシピはたくさんありますが、同じように作ってもうまくできない場合は、使っているオートミールが違う場合があります。
またメーカーによって加工度合いが違ったりするのがやっかいなところですが、大まかにオートミールの種類をご紹介します。
オートミールの種類について
オートミールは加工の段階により、種類が分かれていて、調理時間もそれぞれ変わってきます。
調理時間はお粥にする際の目安となる時間です。
オートグローツ
これはオートグローツやホールオーツと言って、外側の食べられない皮をはずして(脱穀)、ゴミや汚れなどを取り除いた、オートミールに加工される前の段階のもの。このままでは調理に大変な時間がかかります。
スチールカットオーツ
オートグローツを、調理しやすくするために数個にカットしたもので、ピンヘッドオーツ、アイリッシュオーツとも呼ばれています。
カットはしてありますが、オートミールの中では調理に20~30分と一番時間がかかってしまうのが難点ですが、味はナッツのように香ばしく、噛み応えがあり、腹持ちが良いなど、一般的なオートミールとは違った特徴を持っています。
日本でオートミールというと、押しつぶされた(ロールドオーツ)が一般的ですが、この伝統的なスチールカットオーツにこそ、オートミールの本物のおいしさがあるかもしれません。
ロールドオーツ
ロールドオーツはさらに調理がしやすいように、オートグローツを蒸してから圧延した押し麦の形です。ロールドオーツには、オールドタイプとクイックタイプがあります。
オールドファッション
レギュラーオーツとも言われ、オートグローツを蒸してから圧延したもので、調理時間の目安は鍋で5分、レンジで2~3分です。歯ごたえが残っていて、グラノーラやクッキーなどにも使用されることが多いです。
クイックオーツ
ロールドオーツをさらに細かくしたもので、断面を増やし調理時間を短くしたもの。
歯ごたえは少なくなりますが、調理時間は鍋で2~3分、レンジで1~2分と早くできることが利点です。
日本で売られているものの多くは、このタイプが多いです。
インスタントオーツ
インスタントオーツは調理をしてから乾燥し、味付きで売られれていることが多く、そのまま食べられたり、シリアルのように牛乳をかけるだけで食べられるもの、お湯をかけるだけのものなど、さまざまです。インスタントオーツと、クイックオーツの境目がメーカーによって違ったり、結構あいまいな場合もあります。
オーツ粉
オートミールを粉にしたもので、スムージーやヨーグルトに加えたり、パンケーキ作りやシチューのとろみ付けなどにも使えます。
粉を使いたい料理の際に、ロールドオーツをフードプロセッサーやミルなどで粉にすることも可能ですが、オーツ粉はその手間が省けて便利です。
オートブラン
オートブランは、燕麦の外皮の粉で、いわゆる「ふすま」です。
皮の部分なので、オートミールよりも食物繊維が豊富です。
そのままでは食べにくい味ですが、パンの生地に混ぜたり、ヨーグルトやスムージーに混ぜるなど、オートミールよりも少量で食物繊維をたくさん摂ることができます。
まとめ
オートミールがまずいと感じる原因は、
- 味や香りそのものが嫌い
- 食感が嫌い
- 種類が適切でない
おいしく食べるコツ
- 味や香りが嫌いなら、濃い味付けにする
- 食感が嫌いなら、調理法や、オートミールの種類を変える
具体的には
- 味や香りがイヤ
⇒カレーやキムチ味などにする
⇒インスタントタイプにする - 柔らかいのやクリーミーが好き
⇒調理時間を長くする
⇒前日に作って翌朝食べる
⇒クイックタイプやインスタントタイプにする - 粘り気や柔らかいのがイヤ
⇒調理時間を短くする
⇒水分を湿らす程度にしてレンジで1分、ごはんのような食べ方にする(米化)
⇒オールドファッションなど、加工が大き目のものにする
⇒蒸しパンやクッキーなど別の食べ方を検討する、など
以上、いかがでしたでしょうか。おいしいオートミール生活が送れることをお祈りしております。
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